【母の日】母の日の由来 なぜ母の日にお花を贈るの?
こんにちは。
今日は母の日ですね。
私は毎年、母の日といったら朝から夜まで、時には徹夜して、
アレンジメントを作っていたので、今年は10年ぶりに余裕のある日を過ごしてます。
なんか変な感じ。。。
会社は退職していますが、ありがたいことに個人的に注文して下さる方もいらっしゃって、作成させて頂きました。
(バタバタしてて写真撮るの忘れてしまいました!残念)
さてさて、この母の日というイベント、世界中で行われています。
日付はまちまちですが、5月の第二日曜日にしてる国が多いです。
(ノルウェーの2月が一番早くて、インドネシアの12月が一番遅いです)
大体17世紀ごろから始まっていて、今にいたります。
キリスト教と関係していて、復活祭の3週間前に行うようです。
日本はアメリカに習う形で母の日の日付など根付いたようです。
アメリカでの母の日の起源について、少し掘り下げて説明すると、、、。
アメリカでの南北戦争中に「母の仕事の日」と称して、敵味方問わず負傷兵を手当てするために、地域の女性を結束させたアン・ジャービスさんの活動にヒントを得た女性政権運動家がいました。
その方が戦争終結直後に夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」をしました。ですがその時はあまり普及しませんでした。
そしてジャービスさんの娘さんが、ジャービスさんの死後2年経った1907年5月12日に母を想い、白いカーネーションを贈ったことが始まり。
娘さんの母への思いに感動した人が翌年、「母の日」として祝い事をしました。
そのとき娘さんは、お母さんの好きだった白いカーネーションを配ったそうです。
娘さんは国中で「母の日」を祝うことを提案し、1914年にはアメリカの記念日となったようです。
1907年に行った行為が、1914年には国の記念日になったなんて
娘さんの行動はよっぽどみんなの心を打ったのでしょうね。
そして当然ながらお母様のジャービスさんも注目を集める人物だったのでしょう。
一般的には亡くなった母へは、白いカーネーション
健在の方にはそれに対して、赤いカーネーション
を送ります。
これは一説によると娘さんの提案だそうです。
最初は全部白いカーネーションだったのが、亡くなった方と健在の方をわけるためだとか。
まぁ、私は気持ちがこもっていれば色は関係ないと思うのですが、一応こういう由来があるようです。
今はプレゼントも多様化して、お花以外をあげる方も多いと思います。
ですが、一本でもいいので、カーネーションを添えてプレゼントしてあげると
より母の日のプレゼントとして演出出来て、お母さんの嬉しさも増すかもしれませんね。
でも稀にカーネーション嫌いって方、いらっしゃるんですよね。
もちろん趣味嗜好はそれぞれあるので否定はしませんが、
なんで嫌いなのでしょう???
以前失礼を承知で聞いたら「安っぽいから」という答えを頂いたことがあります。
んー、まぁ高級品ではないですけど、決して安いお花ではないのですが、、、。
オーダーで避けるよう言われたらもちろん使用しませんが、
言われるたびなんか悲しくなるんです(*_*;
次回はそんなカーネーションを長持ちさせる方法について、
お話させて頂こうと思います!
それでは今回はこの辺で!
花を家に飾る時
こんにちは!
さやかです。
私は常日頃から
「みんながいつも家に花を飾るようになったらいいのになー」
って思ってます。
私が花屋を初めようとしたとき、
「生活に必要な花を提案したい」
と思って花屋の門を叩きました。
(実際にはかなりデザイン的なところで働いていたのですが)
もっと花や植物を身近にしたい。
では、人ってどんな時に家に花を持って帰るのでしょうか?
人からプレゼントでもらった時?
誰かお客さんが来るとき?
はたまた何かいいことがあったときだったり。
またその逆だったり。
そしてそのお花を見ているとき、お世話しているときはどんな気持ちですか?
気持ちいい?
幸せ?
めんどくさいなって思ってお水を変えても、お世話が終わった後はお風呂に入った後みたいにスッキリしませんか?
お花って、生きていくうえで必需品ではありません。
なくても死にません。
でも、私たちの気持ちをプラスに変えてくれる、生き物です。
お花を買うと心に余裕が出る。
お花を見てる時間、お世話してる時間は、またお金は
必ずしも必要なものではないかもしれません。
ですが、必要なことではないからこそ、心に余裕がでるんです。
だからそこに花があるだけでなんだか
歓迎されてる気分になって
受け入れられてる感じがして
ホッとするんですね。
もしみんなが日常的に、もう必需品としてお花を家に飾っていたら
もっと素敵な世界になるんじゃないかなって思うんです。
今はまだ準備段階ですが、私が自分のお店を建てたとき、
思わず家に連れて帰りたくなるような
素敵な提案ができるお店にしたいと思ってます。
ここからは少し余談です。
皆さん、「茶の本」ってご存知ですか?
1961年6月5日に出版された、古い本です。
岡倉覚三さんという方が英語で欧米に向けて出版。
その後日本語に翻訳された本です。
茶道を軸に、仏教、道教、花道と日本人の美意識や文化などを解説している本ですが、そこに印象に残った一節がありました。
「無用と思っていたものに使い道があると気づいたとき、芸術の領域にはいる」
この一節は私には
「この世に無用なものなんてない」
↓
「すべて必要なもの」
だと感じました。
要はとらえ方と使い方なんでしょうね・・・。
一応下に茶の本のリンク貼っておきます。
それではまた!
茶の本 The Book of Tea【日英対訳】(対訳ニッポン双書)
- 作者: 岡倉天心,松岡正剛
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2008/04/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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初めての記事
はじめまして。
さやかと申します。
ここのブログではお花とのかかわり方、また毎日のちょっとしたこと、知識等など、発信していきたいと思ってます。
私、自分のお店が欲しくて独立を目指してます。
そのお店はいつも気持ちく新しい風が吹いていて
生活に必要なお花を新しい形で提案していて
色んな方が楽しみながらお花と関わってくれるお店。
今準備段階です。
気持ちよく生活していくために、ほっとできるお花をみなさんに提案したい。
気持ち良い生活をしていくために、知識を共有していきたい。
そんな思いでこのブログをはじめます。
ここから下は簡単なプロフィールです。
都内下町で育ち、大学で保育士と幼稚園教諭の免許1種を取得。
でも卒業と同時にフローリスト(花屋)に転身!!
以後10年ほど勤めあげ、店長も経験しました。
退職後、ドイツに留学して言語とお花を学びました。
そして現在帰国して1カ月。
次のことを視野に入れつつも家庭も大事にしたい。
このブログと共に成長していければと思ってます。
よろしくお願いいたします!(^^)!